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銀座三越 命運をかけて

 銀座三越がこれまでの1.5倍の3万6000平方メートルに増床しリニュアルしました。

銀座地区百貨店の元営業マンとしては気になり、オープン時に足を運びました。

落ち着くまでは関係者等が多く客層は捉えにくいのですが、行列している人の印象としてはやはりミセスが多かったような気がします。売り場づくりは伊勢丹のノウハウも取り入れ、若手女性にターゲットをシフトさせたようですが実際どうでしょうか。
化粧品売り場を地下に配置したこと、9階のテラス空間等わかりやすいユニークさも見られます。「百貨店復権に挑む一つの解である」とのことですから、失敗は許されないでしょう。

マリオンの有楽町西武の後には、ルミネの出店が決まったようです。(家電量販店ではなく安心しました。)
既に出店しているファストファッションとあわせて銀座はぐっと若返り中です。別の切り口においては、専門店化が進んでいるとも言えます。そんな中今回の三越の行方には注目してみたいと思います。

銀座三越増床

| マーケティング | 20:37 | comments(0) | - |
「One More Coffee」の効果はいかに。

現在スターバックスで「One More Coffee」というキャンペーンをやっているのをご存じでしょうか?購入時のレシートを提示すると、当日内であれば別店舗であっても2杯目(同一サイズ)を100円で利用できるというもの。

知っているあなたは、きっとスタバにある程度の頻度で足を運んでいますね。

これは「売上=客数×客単価」とすると、このサービスは主に客数アップ、そしてよりブレークダウンすると「既存顧客」の「利用頻度」アップを狙っているものと推察できます。大々的な告知はしていませんから、新規顧客対象ではないことは明白です。

このキャンペーン、実際にどれくらいの利用者がいるのでしょう?

2杯目の100円というプライスがマックのコーヒーを意識している気もします。
「朝はスタバだけど、午後の2杯目はマック」という人が、「やっぱり2杯めもスタバ」にする。そしてフードもあわせて購入し客単価もアップ。こういうシナリオでしょうか?

それとも朝はテイクアウトだった人が、夕方は待ち合わせに店内でもう一杯というシナリオなのでしょうか?

もし、午前中にコーヒー一杯で長居の勉強をする利用客が、午後もう一杯100円で店に来て長居をされたんではたまりませんね。

私のスターバックス利用頻度は週に平均3〜5回といったところで、このレシートを毎回もらいますが、未だ使ったことはありません。

キャンペーンスタート直後は、レジで購入した際にキャンペーンの案内を熱心にしてくれましたが、現在はただレシートを渡すだけというケースが多いようです。「もう皆知っている」と考えているのでしょうか?それとも、もうあまり積極的に案内したくないのでしょうか。

「One More Coffee」キャンペーン、どの程度売上貢献に効いているのでしょうか。また、どれだけ利用者に感謝されているのでしょうか。

ちょっと気になるこの頃です。

onemorecoffee

| マーケティング | 19:51 | comments(0) | - |
銀座を憂う

先週有楽町西武が年内に閉店という衝撃的なニュースが流れました。

そしてその少し前には、銀座松坂屋でグッチ退店後にフォーエバー21が出店することが発表されました。

「変化に対応できない物は生き残れない。」
まさに時代を象徴した動きと言えるでしょう。資本主義社会において当然の流れと理解しないといけません。

しかし、
そう頭ではわかっていてもやはり寂しさは否めません。

コンビニの棚から死に筋がカットされるように、銀座という街からも「売れないもの」がなくなってしまうのでしょうか?

有楽町西武の後には何が入るかはまだ発表されていませんが、ファストファッションや家電量販店のような店になってしまうのでしょうか?

だとすれば、銀座という街のアイデンティティは何なんでしょうか?

「変革」とは「革を変える」と書きます。

つまり変えるのは「革」であって「芯」や「軸」ではありません。

銀座の魅力は「銀ブラ」という言葉に集約されているような気がするのは私だけでしょうか?

無責任な感情論であることは承知の上ですが、銀座によく足を運ぶ一生活者としての感想です。

何とかこの流れが止まってほしいところです。

| マーケティング | 22:39 | comments(0) | - |
アバクロは定着するか?
銀座六丁目に米カジュアルブランド、「アバクロ(アバクロンビー&フィッチ)」がオープンしました。開店直後の週末で予想通りの行列です。テレビでも話題となっていたストアモデルは肌を露出することなく2名がエントランスに立っていました。 不況下でファストファッション全盛の今、アバクロのポジションは「高級めのカジュアル」。例えばTシャツ5000円台、ポロシャツは8000円台という価格帯。 近隣には、H&M、ZARA、そしてユニクロと今や銀座のこのエリアはカジュアル超激戦区。どの程度定着するか、今後に注目です。

 
abercro0912
| マーケティング | 22:16 | comments(0) | - |
これ"で"いいのだ!

恒例の日経MJ上半期ヒット商品番付が発表されました。
横綱が「プリウス&インサイト」、「ファストファッション」。先日ギャラリーにアップしたフォエバー21等がまさにそのファストファッションです。

消費者ニーズが多様化している中で、今回の番付の顔ぶれはわかりやすいラインアップと言えるでしょう。核となるキーワードは、不況を背景にやはり「低価格」です。
例えば、ファストファッションの他にも、「990円ジーンズ」、「下取りセール」、そして「もやし&ひき肉」という名前がランクインしています。プリウス&インサイトも、減税やエコポイント等の「お得」という面が、「エコ」をボリュームゾーンに押し上げたと言えるのではないでしょうか。

このような低価格路線には、当然「不況下で財布が縮んでしまった→だから安いもの」という図式はありますが、決して悲壮感が漂っているだけではないようです。

先日、年甲斐もなく竹下通りからフォーエバー21、H&M等原宿エリアを回りました。
そこで感じたのは、若い世代が「安いものを上手に組み合わせよう」というエネルギーやわくわく感です。
彼ら彼女たちは、「高価格=おしゃれ」という価値観から一歩センスを進化させ、「安いけどおしゃれ」という分野を一定のサイズで切り開いたようです。
これは、不況の「怪我の功名」として「消費のリテラシー」が高まったと言えるのではないでしょうか。つまり消費者がさらに賢くなったというわけです。

これは多かれ少なかれ、ファッション以外の分野においてもあてはまるような気がします。

以前も紹介しましたが、無印良品のコンセプトに以前以下の表現がありました。

無印良品が目指しているのは「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくこと。つまり「が」ではなく「で」なのです。


まさにこの「理性的な満足感」が、私たちに備わりつつあるのかもしれません。

安いけど我慢をしているのではない、安いものを賢く使うのが粋。
そんな 「これ"で"いいのだ消費(バカボン消費!?)」 が市民権を得たように思えます。

fe21&hm


| マーケティング | 06:51 | comments(0) | - |
「エチカ池袋」は池袋の動線を変えるか?
いよいよ4月。世の中にはいろんな「新しい」があふれていますね。
そんな中、私の通勤途中である池袋駅に「エチカ池袋」がオープンしました。
言わずと知れた東京メトロが運営する商業施設で、「エチカ表参道」に次いで二つ目です。

3月26日のオープン当日に寄ってみましたが、あまりの混雑でお土産にカップケーキを買うのが精一杯でした。「ブクロドッグ」というチーズドッグ(200円)がとんでもない行列になっていました。

ファッション雑貨、スイーツ、デリあたりが中心で、小規模なお店が軒を連ねた市場のような雰囲気です。

コンセプトは
『IKEBUKURO-MONTPARNASSE』(池袋モンパルナス):
 メトロとフランス・パリの親和性やEchika表参道のイメージを継承し、芸術・文化の薫りが漂う街の玄関口として街との融合を目指します。
とのことです。

メインターゲットは、
「池袋駅を拠点に行動する20〜40代のカップルで、周辺勤務のオフィスワーカーや近年急増する都心生活を楽しむ近隣にお住まいの方」
とのことですが、継続的に吸引し池袋の動線を変えることができるか注目したいところです。

通勤で池袋駅を使う立場からすると、改札を出ずに買い物ができる「エキナカ」ではないこと、また池袋でも西口の丸井方面でメインのロケーションとは言えないことから、それほど大きなインパクトがないというのが正直なところです。

池袋は、副都心線開通以来新宿三丁目や渋谷への顧客流出が嘆かれており、池袋三越ももうすぐ閉店する等ネガティブな話題が続いていました。
そのような中、エチカ池袋は起死回生の「4回転ジャンプ」というわけにいかないでしょうが、「定期客が途中下車してちょっと寄ってみる理由の一つ」にはなるかと思います。

新業態店や池袋初出店も多いとのことで、オープン当初はごった返していましたが、少し落ち着いてきたようです。
相変わらず新スポットにはおじさんの楽しめる居場所がほとんどないのですが、たまには気の利いたお土産でも物色しに寄ってみたいと思います。


ショッピングバッグがキュートです
| マーケティング | 19:21 | comments(0) | - |
実態あっての付随機能
先日出張が続きいくつかのホテルに宿泊しました。

その中のAホテルとBホテルの比較において考えさせられることがありました。
いずれもグレードとしては高めですが、平日なので比較的安いプランで利用できました。

Aホテルはターミナル駅に隣接した抜群の立地です。フロントでの対応はどちらかというと事務的にさばいているという印象でした。
宿泊した部屋には「快適な眠りをサポートするシステム」が入っていました。具体的にはライトやベッドのマッサージ機能やマットレスの暖房、BGM等で科学的に質の高い眠りを提供するというものです。相当金がかかっていそうです。珍しさも手伝い翌日の仕事に気合を入れるためにワクワクしてそれを使いました。
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| マーケティング | 10:45 | comments(0) | - |
エネループブランドのわくわく
「この一本の電池から、きっと未来は変わっていく。」
この不景気にあって、三洋の「eneloop」(エネループ)はわくわくします。

以前にも「エコな逸品」として書きましたが、エネループは充電で繰り返し使える充電池です。環境にやさしいだけでなく、「濁る音」のないやさしいネーミング、白くてスタイリッシュなデザインが受けたヒット商品です。

このエネループが、「電池」を脱皮しどんどんラインアップを広げてきています。
カイロやアンカ、ソーラー充電器、電動自動車等がそれで、「ユニバース商品」と銘打っています。

これらは「エネルギーをループさせる」というコンセプトに基づいた製品であって、「電池のエネループ」そのものを使う商品とは限りません。乾電池のエネループをブランドのシンボルとして、エコなライフスタイルに関わるアイテムに「ブランド拡張」しています。
ブランド拡張とは、ある分野で成功したブランド名称を他アイテムに広げていくブランド戦略で、例えば「GUM」というブランドが「歯周病とたたかう」というコンセプトで歯磨き系アイテムを増やしたようなものがあてはまります。
このエネループにおいては、今までブランド化など縁が薄かった「電池」を丁寧にブランドを組み入れ、「電池を使う製品側」へと拡張していっているところが面白いですね。

シンプルでスタイリッシュ、そしてエコなイメージは、何か「MUJI」ブランドと重なるところがあります。

ブランド戦略も気になりますが、エネループの世界が次はどんなアイテムに広がっていくのか、生活者の一人としても今後目を離せません。
| マーケティング | 20:28 | comments(0) | - |
喜べないヒットアイテム
この不況で「買い物やお出かけ」のモチベーションは全体として上がらないが、そんな中過去よりも明らかにおカネを投じているものもあります。その一つが「マスク」です。

花粉症に続き、インフルエンザの広がり、そして新型インフルエンザの予兆等まさに「感染列島」の様相を呈しています。
通勤時にも明らかにマスク姿の比率が高まっていることに気づきます。
それははっきり数字にも現れていて、矢野経済研究所の推計によると、医療用マスクの市場規模は03年度の79億円から毎年増え続け、08年度は、118億5000万円に達する見通しで5年で1.5倍に拡大したとのことです。

かつてマスクといえばガーゼ型で洗濯して、形が崩れぎみになりながらも繰り返し使ったものでしたが、最近では圧倒的に使い捨てが主流となっています。

花粉症が広がったあたりから大手メーカーが後発で参入し、ドラッグストアではマスクコーナーがエンドをキープしさまざまな種類の商品が展開されています。
マスクとしての本来の機能(99%ウイルスカット、分解、うるおい成分等)、補助的機能(めがねが曇らない、化粧が落ちない等)、形状・サイズ(立体、子ども用)等々昔では考えられなかったラインアップとなっています。

感染するかもしれないというリスクが増加し、これまでマスクを使わなかった人も使うようになる(購買絶対客数アップ)、またその期間も長くなる(購買頻度アップ)、さらには、効果がないと意味がないので少し割高でも購入する(購買単価アップ)・・・。
つまり
 売上=絶対客数×購買頻度×客単価
のすべての要素がアップしており、マーケティングでいうとまだまだ成長期にあると言えそうです。

「不況下のヒットアイテムがマスク」ということになりそうですが、生活者としてはもちろん喜べません。
防犯・防災グッズ、家庭用セキュリティシステム、マスク等これらは「悪いことに備えて仕方なく購入する」ものです。
マーケティングにおいて、消費者の欲求はしばしばマズローの欲求5段階説と結び付けられ、「人間はどんどん高次の欲求にステップアップし消費もそれに準じて移り変わる」と言われます。しかし、これらのアイテムの消費は「安全の欲求」レベルのもので「自己実現の欲求」とはかけ離れています。

前向きに考えれば、いろんなマスクを試すのは多少楽しいのですが、やはり消費の方向は別のところに向けたいものですね。
| マーケティング | 15:13 | comments(0) | - |
キット、サクラサクよ。
受験シーズンがくると、関係ない私まで何か胸が締め付けられるような気持ちになることがあります。
大学受験は遠い昔ですが、今でも会場に試験当日の緊張感ははっきり覚えています。近いところでは中小企業診断士の試験、また受験ではないですが少林寺拳法の大会等の緊張感も似た種のものでした。人は勝負がかかる日を迎えるまで、そしてそれに立ち向かったとき他のことでは味わえないドキドキ感や攻める気持ち(気合)を抱くのでしょう。

そのような気持ちをふと思いださせるものの一つが「キットカット」です。
この時期、験担ぎの商品が多く売り出されていますが、その市場をつくり出し他製品とは似て非なるマーケティングを展開してきたのがキットカットです。

提供者であるネスレ側は決してダジャレを使わず、ニュースをつくるという方向のプロモーションで、受験生と応援する周囲の心を、深いところで捉えてきました。
「受験と言えばキットカット」というポジショニングを、一見遠回りのようなマーケティングコミュニケーションで見事に確立しました。

今年は、どうやらサクラサクのラッピング電車や駅はやらないのか街で目にする機会がなく寂しい気がします。
が、東大前の本郷郵便局が「キット、サクラサクよ。」バージョンになっていました。
郵便というアナログなコミュニケーションと受験生の応援という、これまた好感のもてるコラボだと感じます。

年初、湯島天神はごった返していました。
「結局は実力。」それが正論とわかっていても、やはり何かすがりたい気持ちはありますね。キットカットは、手軽でありながら、決して軽々しくはない「頑張る人のお守り」になっているのでしょう。

キット、サクラサクよ×郵便局
| マーケティング | 20:57 | comments(0) | - |
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